今日は利用者をハローワークに連れて行きました。

うちの事業所の事業の一つに就労移行というのをやっていて、今の法律に沿って利用者を就職させる為の事業を行っています。


今日は5人の利用者さんをハローワークに登録してきました。


ハローワークに連れて行きながら、この人たちはホントに一般企業の中で働いていけるのだろうか、それを望んでいるのだろうか、と本気で考えてしまいました。


一応アンケートなどを取って、就職を希望するということで本人や保護者の了解をもらって連れてきているわけですが、果たしてどこまで本人達は理解しているのか・・・・。

ハローワークの職員さんに色々質問されるのですが、半分も答えられない・・・。

君たちの希望はどこにあるのだ???と横で聞いていてすごく違和感を感じてしまいました。


実際に就職するのは非常に困難なことだと思います。

うちの利用者の多くは知的障害のある方なので、文字の理解や、口頭説明の理解も乏しい・・・。。

ちょっと怒られたりすると精神的に不安定にもなるし・・・。

就職してからも大変な思いをするのは目に見えています。

うちの事業所がもっと製品を売ってもっと給料を支払うことができたら、就職活動はしなくてもいいかもしれません。


障害者自立支援法は廃止の方向で動いています。

障害者を一般の企業に就職させよというのも自立支援法から出てきたもの。

今後は、企業で受け入れ態勢を整えて、就職できるように変えていって欲しいもんです。

ほんとに一般企業で働くことを希望している利用者もいますから。


給料を少しでも上げられるように、就職もうまく行くように。


また明日もがんばります!