研修中に母から「ばあちゃん入院した」と連絡がきていたのですが、意識はあるというので研修が終わってからお見舞いに行くことにしていました。
今日、仕事が休みだったので昼過ぎお見舞いに行ってきました。

母や妹から聞いてはいたけど、話もできないし、手も拘束されて痛々しい状態…。
一瞬言葉をなくしましたが「俺だよ」と耳元で声をかけると目をパッチリ開けて見ようとします。
表情は変えられないけど何か言おうとするのがわかります。
俺はもう、涙が落ちそうなのを必死にガマンしながら話かけて…。

今まで入院しても話しもできないことはなかったし、10日くらい前に東京の土産を食べて喜んでくれた姿を思い出すと、目の前のこの姿が信じられません。

「また来るからね」と声をかけて病室を出ようとした時に、振り返ってばあちゃんの顔を見たら、もう我慢できませんでした。だめだと思っても勝手に涙が出てきちゃいます。

歳をとっても食欲はあってそれで元気だと思っていたばあちゃんが、入院する数日前に「食い止まった」と言ってみたり、ばあちゃんの寝室に着物や長襦袢なんかを風呂敷にくるんで自分で用意してあったなんて話しを母から聞くと…。

また元気になるかもしれないけど、頑張ってとはとても言えませんでした。

でも、できることなら…また起きあがって一緒にごはんを食べることができたらいいな。食いしん坊のばあちゃんと。

あ~弱いな~俺。
しっかりしないと!